ガッテン! 家中の缶詰を探したら賞味期限が切れていた!

缶詰

缶詰

缶詰って保存できる期間が長いので戸棚の奥とかに忘れ去られていることがありませんか?

私はあります(笑)

できるだけ食料品は同じところに置いているのですが「そういえば缶詰があそこにあったような・・・」っていろいろ探してみたところ、賞味期限が切れているものも!

でも食べちゃう。だってもったいないし。

ちなみにお腹は壊しませんでした。強いな私。

ということで、缶詰について調べてみました。

放送予定の内容

缶詰について徹底調査!
缶詰工場の人たちだけが知っていた「おいしい缶詰の意外な見分け方」
缶詰をこよなく愛する一流料理人が開発した、「缶詰にしか出せない味」をフル活用する簡単レシピを大公開!

NHKガッテン!より引用

 

ゲスト

いとうあさこ
ガダルカナル・タカ
大島麻衣

 

缶詰の歴史

ナポレオンが遠征時の食料問題解決のためにアイデアを募って、1804年にフランスのニコラ・アペールがそれに応えて瓶詰を発明。

瓶は割れやすいってことで、1810年にイギリスのピーター・デュランドが缶詰を発明。

1860年代にブリキが発明されてから缶切りが登場。って、それまでは缶切りで開けてなかったんですねー。びっくり。

日本では明治4年(1871年)に松田雅典がイワシ油漬の缶詰の試作した。

本格的な生産は1877年(明治10年)10月10日創業の石狩缶詰所から。これは主に軍事用。

10月10日は「缶詰の日」

一般に普及し始めたのは1923年(大正12年)の関東大震災からだそう。

 

缶詰を作る学校

ってのがあるんですね。

東洋食品工業短期大学

しかも学科はひとつのようです。

その名も「包装食品工学科」 !!

包装容器への密封・保存技術と、容器詰め食品の加工技術を学べる日本で唯一の学科

東洋食品工業短期大学 包装食品工学科

ちょっと面白そう。

 

缶詰の賞味期限

日本国内のたいていの缶詰は製造から3年間が賞味期限。

魚などの場合、缶に詰めたてよりも詰めてから半年後くらいが美味しいらしいです。

缶の中で調味料や油と魚が馴染んで、味がまろやかになるんだとか。

ちなみに賞味期限とは消費期限と違い、消費しないとダメになっちゃう期限ではなくて味を賞でる(愛でる)期限です。つまり美味しく食べられる期限のことです。

 

古い缶詰って食べられる?

番組内でも購入から30年は経っているというさんまの水煮缶を開けていました。美味しそうな匂いがすると言っていましたね。

9年物の缶詰や73年前に製造された赤飯の缶詰を精密検査したところ雑菌は検出されなかったとのことです。

73年前といえば昭和19年。戦時中です。小豆島にある醤油屋さんの倉庫から見つかったもので、ラベルに「横須賀海軍軍需部納」とあるところから海軍からの配給だったようですね。

古くても缶が膨らんだり穴が開いていなければ雑菌は繁殖しないのです。

それはなぜなのか?

水煮の製造工程を例に挙げると

  1. 輪切りマシーンで切断
  2. 生のまま缶に詰める
  3. 塩と水(防腐剤なし)を入れる←メーカーや商品によって異なる
  4. 特殊な機械で空気を抜きながら密封
  5. 缶ごと高温高圧殺菌器で加熱

これだと密封状態で加熱するので、じわじわと缶内の圧力が上がり、沸点がおよそ115℃になるらしいです。これは圧力鍋と同じ原理。

密閉でこれだけ高温になるので雑菌を壊滅状態にできるという訳なのですね。

つまり「理論的には半永久的に腐敗しない」んだそうです。

すごいな缶詰!

ただし、あくまで賞味期限は3年。

それ以降に食べるときはご自分で良く判断しましょう。

 

こんな缶詰は食べないほうがいい

こんな缶詰は賞味期限に関わらず食べないほうがよいです。

  • 開封前の缶詰の見た目が膨らんでいる
  • 缶を開ける時、プシュッとガスが出る
  • 食材から変なにおいがする

 

缶詰の食べごろっていつ?

番組では全ツナ缶の工場でツナ缶の食べごろを教えてもらっていました。

工場長曰く「出来立てもおいしいですが、熟成させるとさらにおいしくなる」のだそうです!

熟成って??

缶詰工場で働いている人に聞いてみても「古いほうが美味しい」とか「買ってきてしまっておいて、古いものから食べている」とか「賞味期限が切れているほうがうまいっす」「賞味期限が切れて2~3年くらいが一番おいしいのかな」という方も。

「目を瞑って食べ比べれば一発でわかる」とのこと。

まじか・・・まじかー!

スタジオのゲストが製造後2週間のツナ缶と製造後3年のツナ缶を食べ比べて、2週間のものは「とがってる」。3年のツナ缶は「だいぶ丸くなっている」と表現していました。

缶熟

缶詰が年月とともに美味しくなることを工場の方は「缶熟」と呼んでいるそうです。

これは缶の中で発酵したりしているわけではないです。

魚は通常の状態だと筋繊維をコラーゲンが束ねている(隙間なく塞いでいる)のですが、加熱によってコラーゲンが溶けだして隙間ができます。

その隙間にゆっくりゆっくりと調味液(塩分など)が染み込んでいくのです。

染み込んでいくスピードがとてもとてもゆっくりなので、数年かかる場合もあるということです。

缶以外の場所でこのスピードで味を染み込ませようと思ったら、腐ってしまいますよね。それにコストかかりすぎるし。

スペイン人は缶詰が大好きらしくて、すでに「缶熟」は当たり前なんだとか。

「製造後8ヵ月後の出荷」みたいなことをラベルに記載しているらしいです。

「缶詰はワインと一緒」と言っていました。

 

果物、野菜、魚、肉の缶詰の食べごろって?

日本缶詰びん詰レトルト食品協会公認 缶詰博士の黒川勇人さんが個人的に決めた食べごろは

いずれも製造から(製造日は賞味期限から3年逆算)

果物 半年以降(シロップが果物の中に染み込むのに最低半年かかるため)

野菜、穀物、豆類 製造してすぐ(コーンを例に「個人的に皮がサクッパリッとしてるのが好きだから」だそう)

ツナなどのオイル系 3年近く経ったもの

みそ、しょうゆ系 3年近く経ったもの(1年~1年半くらい経つと缶の中で調味料が混ざり合うため)

水煮系 3年近く経ったもの

つまり個人的な好みの缶詰の食べごろを見つければ良さそうですね。

賞味期限に左右されないって嬉しいかも。

缶詰は長く保存できるからこそ

寝かせることで味の変化を楽しめる

ガッテン!

酸化劣化を防ぐ

さらに番組では、「鍋で15分加熱して作ったサバの水煮」と「同じサバを使い80分加熱して作った水煮缶」の栄養成分を検査して比較したところ、鍋で作ったものの成分を100%として、ビタミンAは175%、ビタミンDは170%、DHAは120%、EPAは150%成分が多いことがわかりました。

缶詰だとほぼ真空状態で加熱するので、酸素と栄養素が反応して栄養素が壊れてしまうということを抑えられるからだそうです。

要注意!

一度開けた缶詰は、缶に入れたまま保存をすると缶の内側が酸化して金属の匂いが移る可能性があるので、必ず違う保存容器に入れ直して保存しましょう。

そして冷蔵庫で保存しましょう。でも出来るだけ早く食べるのをおすすめします。

(私はコーン缶をタッパに入れておいて腐らせた経験があります)

イージーオープン缶の正しいあけ方

イージーオープンエンド、略してEOEとは缶切りなどを使わなくても開けられる缶詰のこと。

  1. 缶詰を水平な台の上に置き、片手でしっかり押さえる。
  2. もう片方の手でリングを掴み、真っすぐ上に90°起こす(リングは左右に回さないこと)
  3. リングに人差し指を通し、親指を蓋につけて、リングを手前(親指側)に引き起こす(リングを左右にねじらないこと)

 

缶切りがなくてもスプーンで開ける方法

イージーオープン缶でない缶詰を缶切りなしに開けるためには、金属のスプーンが必要。

スプーンで蓋の一部をゴシゴシ擦るように押し付ける。

そのうち押し付けている部分に穴が開くのでそこにスプーンを入れて缶切りの要領で開けていく。

軍手とか皮手袋をしてスプーンを持ったほうが良さそうです。

軍手が無ければタオルを巻いてもいいですね。

 

缶詰バー

最近、よく見ますが、おいしい缶詰が出てきたからでしょうか?それともレトルト食品に負けてられないっていう缶詰業界の意欲の表れ?

 

レシピ

缶詰を使ったレシピはクックパッドを見るとたくさんあります。

番組で紹介するレシピも後ほど書いておきたいと思います。

ひっぱりうどん、ひっぱりぞうめん

山形県 村山地域

サバの水煮缶の身と納豆(お好みで薬味にねぎを入れる)を混ぜ合わせ、缶詰の残り汁で味付けをする。

そこにうどんを絡ませて食べる。

缶詰ハヤシライス

  1. フライパンを熱し、サラダ油を入れてタマネギを炒める。
  2. タマネギがしんなりしてきたら、缶詰のホワイトソースと牛肉の大和煮缶を適量加えて煮る。
  3. ケチャップとウスターソースを加えて煮る。
  4. タマネギに火が通ったら、ご飯にかけて完成。

ほたて缶の冷汁

  1. ボウルに味噌とほたて缶の缶汁を入れて、水で少しずつのばしていく。
  2. ほたての身を入れて、ほぐしながら混ぜあわせる。
  3. 水を適量入れる
  4. きゅうりの薄切り、適当な大きさに切ったトマト、千切りの大葉、白いりごま、木綿豆腐(手でほぐしながら入れる)を入れ混ぜあわせて完成。

さば缶天ぷら

  1. さばの水煮缶からさばを取出し、一口大に切る。
  2. 小麦粉をまぶし、大葉と海苔(さばに一巻できるくらいを細く切っておく)を巻いてとめる。
  3. 衣をつけて170℃の油で揚げる。
  4. 衣が揚がったら完成。

さばにはすでに火が通っているので、揚げる時間が短くて済み、さばがふわふわになる。

私が缶詰を敬遠する理由

油ぎっていて洗いにくい

手を切りそう

資源ごみの時しか捨てられない

資源ごみの時にしか捨てられないのは仕方ないけど、空き缶の洗い方にはいくつか方法があります。

 

空き缶の洗い方 コツ

・パンで拭い取って食べる

・箸でティッシュを持って油を拭き取る

・熱湯をかける

・洗剤を少しとお湯を入れて放置

・スポンジは固めのものを使うといいかも。

・スポンジを使う時はスポンジを持った手を動かさずに、缶を持った手を動かして洗う。

など。

 

敬遠する理由を上回るメリット

おいしい

保存ができる

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